P42たち木の間を徒も流事
(読み)
木の根まて七 間 あ連ハま多
きのねまでしちけんあればまた
居多けを半 尓入連木すへ
いたけをはんにいれきすえ
迄 七 間 半 と志る奈り
までしちけんはんとしるなり
うちま多
うちまた
より
より
木のすへを
きのすえを
見る
みる
てい
てい
こ連より
これより
木の
きの
もと
もと
まで
まで
七 間 半 と
しちけんはんと
いふなり
いうなり
(大意)
木の根元まで7間あり、また
座っているときの高さを半間いれて
木の先端まで7間半と知る。
内股より木の先端を
見ている様子
これより
木の根元まで
7間半とわかる
(補足)
読みすすめてくると、目も慣れてきて読みづらいところはなさそうです。
木の高さを測る例として、樹木を描くなら杉や檜のような針葉樹で真っ直ぐな幹に適当な枝ぶりのものを描きそうな気がするのですが、それでは絵師の誇りが許さなかったのか、見栄えのよい盆栽的なものになっているところが感心感心。
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