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(読み)
[つゝき]
さう本う
そうほう
のおや多ちハ○
のおやたちは
○こん春け
こんすけ
さう多ん◎
そうだん
◎奈し个
なしけ
連バ志
ればしゅ
びよく
びよく
とゝのひ
ととのい
きち日 を
きちじつを
えらび
えらび
由ひのう
ゆいのう
をとり
をとり
可ハし
かわし
はんし
ばんじ
とゝのひ※
ととのい
(大意)
双方の親たちは(野田屋)狐助さんに相談をしましたところ
首尾よくまとまり、吉日を選んで結納を取り交わし万事
相整いました。
(補足)
「个連バ」(ければ)、どの頁にもよく出てきます。話の前後をつないでいく接続詞のように使われます。
旧仮名使いが数箇所あります。
「さう本う」(そうほう)、「さう多ん」(そうだん)、「志びよく」(しゅびよく)、
「とゝのひ」(ととのい)、「由ひのう」(ゆいのう)。
お金持ちの玄関、造りが質素で飾り物が一切ありませんが、床は檜でピカピカに磨き上げられ、後ろの板戸の黒い部分は漆塗り、上り口の壁の部分は玉石貼りです。
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