P.7
(読み)
□けれバ
ければ
おふ
おう
可多
かた
奈ら春゛
ならず
よろ
よろ
こひ尓
こびに
者や
はや
「者づ可しい
はずかしい
ちうゝゝ
ちゅうちゅう
(大意)
ました。
その喜びようは
大変なものでありました。
はやくも、
「恥ずかしいわ、
チュウチュウ
(補足)
文字が小さくフニャフニャして読みづらい。
「おふ可多奈ら春゛」、この部分悩みました。「大方ならず」という言い回しはこの当時普通に使われていたようで、何度か同じ表現を読んでいたのでわかりました。
「奈」は崩れているし、「春」は「す」+「て」のような形ですがこれも崩れています。
「よろこひ尓」、「尓」の上部が「ひ」に隠れてしまってます。
P6P7見開き。
頁にまたがってしまった飾り机の左右が一致していません。豆本によくみられる定番のミス。
上部4人の人物(鼠)の位置関係はどうなっているのでしょうか。
盃を持っているのは新婦。
その奥は仲人の奥様?それとも嫁ぎ先のお母様?
新郎は赤い扇を持っている人でしょうか?それとも仲人さん?
その手前が新郎?
三三九度の場面では通常は上座に新郎新婦、その両脇に仲人でしょうが、この場面はいまひとつよくわかりません。
屏風も絵もなんとなく殴り書き風。
屏風をおくことで、絵に奥行きがでました。
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