表紙
(読み)
鼡 の嫁 入
ねずみのよめいり
(大意)
略
(補足)
前々回は「きつねの嫁入」(堤吉兵衛)、前回は「狐の嫁入」(村井静馬)、
そして今回は「鼡の嫁入」と嫁入シリーズになってしまいました。
次回は「猫の嫁入」を計画しています。
「鼡」(ねずみ)は「鼠」の俗字ということですが、「嫁」が「女」+「取」となっていてこのフォントはありませんでした。この部品の組み合わせでは「嫁娶」(かしゅ)のように「娶」となってしまいます。
狐ばかり見てきましたが、表紙のねずみを見てもどうも区別かつかなくなってしまってます。
新婦の紅白の着物が雑のような気もします。
新郎はとにかく羽織袴か裃姿なら形になるし、刀をさしていればもう申し分ありあません。
漆塗りの赤い盃で杯を重ねたのか、顔から耳まで赤くなってます。
御届は明治14年10月18日、編輯兼出版人は服部為三郎です。
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