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(読み)
※个連ハ奈本
ければなお
ま?日を
(もきちじつ)を
ゑらび个る
えらびける
や可てこん連
やがてこんれ
いのとう日 と
いのとうじつと
奈り个連バ吉
なりければきち
連いのと本り
れいのとおり
てん起よくあ
てんきよくあ
めもちらゝ と
めもちらちらと
ふりい多し
ふりいたし
さ連バ[次へ]
されば
(大意)
そしてなおも(念入りに)
吉日を選びました。
やがて婚礼の当日となり、
吉例のとおり
天気良く雨もチラチラと降りはじめましたので
まずは
(補足)
2行目「ま吝日を」がわかりません。
想像で「ま」は「も」(「も」はおわりから3行目にあるのですが)、「吝」は「吉」にしました。これで意味が通じないことはないとおもうのですが、とんでもなく間違っているかもしれません。
「間日」(まび)ならば「暇な日」なのですが・・・
「や可て」が「ゆって」にみえますがこれでは意味が通じません。
「連」(れ)が5箇所もあります。
結納の品々をもってお祝いの口上を述べている風景でしょうか。
羽織袴の正装に、お金持ちの商人だからでしょうか小さい刀を指しているように見えます。
手前のお供のものの盆の上は大きな水引きの松飾りにみえますが、はてさて・・・
P4P5見開き。
左の頁に玄関の左側の柱があり、下部には玉石の部分もありますが、色付けがうっかりミスのよう。
地面の色が左右で異なっているので、同じ場面におもえません。
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