2020年5月11日月曜日

豆本 狐の嫁入 その10




 P.8

(読み)
[つゝき]

又 ハ多け
またはたけ

もんのめい
もんのめい

ぶつのあ
ぶつのあ

けもの※
げもの

※い奈り春し
   いなりずし

奈とあぶら
などあぶら

ものつくし
ものづくし


(大意)
また、たけもんの名物の揚げ物や
いなり寿司など油もの尽くし


(補足)
出だしは「又ハ」でよいのでしょうか?不安です。
それに続く、「多けもんの」も?なのですが、「たけもん」は揚げ物屋さんの屋号としました。

「めいぶつの」が最初「めつぶつの」と読めてしまって困りました。「い」と「つ」がほとんど同じなのです。目をつぶるくらいおいしい揚げ物なのかとおもったりしてしまいました。

 嫁入りしたばかりでまだ白無垢綿帽子姿です。
襖の柄にある丸い紋は何度か着物の紋としても出てきているものに似ています。(稲紋?)

 黄色い鉄瓶と赤い布のようなものがおかれています。何でしょうか?






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