P.7
(読み)
連いを奈し
れいをなし
王がけん
わがけん
ぞくの
ぞくの
可めを●
かめを
●いつそや
いつぞや
た春け
たすけ
多満ひ
たまい
し
し
(大意)
太郎に礼を述べ
わたしの家来の亀をいつぞや助けてくれた
(補足)
「連いを奈し」、「れ」のところがかすれていてよくわかりません。変体仮名「礼」かも?
「王がけん」、同じく「わ」が不明瞭。
「た春け」「多満ひ」、平仮名の「た」、変体仮名の「多」の使い分けがやはりわかりません。
ここの「ひ」は変体仮名「比」としてもよいかも。
乙姫の部屋ですが、どこか雑然としてます。
姫の頭の飾り付けがかすれていてよく見えませんが、しっかりみてみるとやはり丁寧に描いているとは言えません。着ているものも海藻のカジメのような色、まぁ表情が笑顔で穏やかのが救い。
下部もちとひどい。
右側は河童のような頭。ここは海の中だから河童はいないはずなんだけど。
その左側、赤線で頭部の輪郭線を描いてますが、魚?。
P6P7見開き。
背景の海は大荒れです。
桃太郎のひきしまった表情がこの見開きではポイントのようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿