奥付
(読み)
御届明治十三年十二月十日
おとどけめいじじゅうさんねんじゅうにがつとおか
價壹錢五厘
かいっせんごりん
画工 竹内栄久
がこう たけうちえいきゅう
本所區亀沢町壱丁目廿一番地
ほんしょくかめさわまちいっちょうめにじゅういちばんち
出版人 宮田幸助
しゅっぱんにん みやたこうすけ
(大意)
略
(補足)
「竹内栄久」をネットで調べるといろいろ出てきます。
四世歌川国政の名をもつ画家。
嘉永元年(1848年)江戸日本橋生まれ、大正9年(1920年)没。
多数の子ども向け「草双紙」を書いた。
わたしの父は大正3年生まれ、母は大正9年生まれです。父は竹内栄久と同時代を生きてますが草双紙を手にして読んだのかなぁ、聞いておけばよかった。
「價」(か)としましたが、(あたい)かも。
「本所區」、「所」は「町」ではありません。
裏表紙の柄は麻の葉を図案化したもの
この当時、和綴じは手作業だったはずです。
部数が増えると、大変な作業だったろうとおもいます。
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