P.46 3行目まで。「飯能市立博物館所蔵淺海公介家55号文書」
(読み)
有之 候 筈 已来 共 桴 川 下 之節 ハ川 筋 村 々
これありそうろうはずいらいともいかだかわさげのせつはかわすじむらむら
儀二付 其 御村 方 御世話二も相 成 勝 二も有之 候
ぎにつきそのおむらがたおせわにもあいなりがちにもこれありそうろう
間 此 段 宜 御聞 取 可被成 候 併 我 等者弁 へ候 儀二も
あいだこのだんよろしくおききとりなされべくそうろうあわせてわれらはわきまえそうろうぎにも
(大意)
あるはずでしょうとも、今後共桴川下げのときは川筋の村々
を通ることになりますのでみなさまの村のお世話になることも多いかと存じます
ので、これらのことよろしくお聞き入れくだされますよう、またあわせて私どもがわきまえることでも
(補足)
「筈」が「ハ」+「者(変体仮名)」に見えてしまいます。
「節」、「筈」の「竹」冠とは全然異なります。
「筋」、この「竹」冠も前のふたつとは異なります。
「勝」、うーん、読めません。
「取」、これはだいたい読むことができるのですが、どうしてこじんまりと小さいのでしょう。
「等」、ここの「竹」冠も前者3つと異なってます。いろいろあるもんです。
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