P.44 すべて。「飯能市立博物館所蔵淺海公介家55号文書」
(読み)
武州秩父郡
ぶしゅうちちぶぐん
坂石村
さかいしむら
忠右衛門殿代兼
ちゅうえもんどのだいけん
保兵衛殿
やすべえどの
坂石町分
さかいしまちぶん
吉蔵殿
きちぞうどの
坂元村
さかもとむら
弥次郎殿
やじろうどの
南川村
みなみかわむら
均平殿
きんぺいどの
(大意)
略
(補足)
(その2)にのところで、「御奉行所 久須美佐渡守様」と出てきました。
前回の「江戸の奉行所と公事宿・公事師」に(「武鑑」嘉永二年 1849年 幕府の役職一覧表)があり
「久須美佐渡守」を見つけました。「御勘定奉行」「道中御奉行」にあります。
余談ですが、この武鑑を良くながめると、右側上部の町御奉行のところに
あの桜吹雪で有名な遠山左衛門尉様とありました。このときは南町御奉行でした。
訴えを起こすのは良いのですが、やはり莫大な経費がかかるようで、訴えてはみたもののそれらの費用に耐えられず、早々に内済(示談)になることが多いようでした。
今回のこの件も8月に訴え、11月には内済で結審しています。
写しはもう1件続きます。
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