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(読み)
◯多いをあらハし者゛ゝアくつ多
たいをあらわしば ばあくった
志゛ゝゆい
じじ ゆい
奈王の
なわの
し多の
したの
本年を
ほねを
ミう
みう
やい\/
やいやい
とさん
とさん
\゛/
ざん
あく
あく
多いを
たいを
つき尓げ行 ける
つきにげゆきける
(大意)
(正)体をあらわし、ババアを食った
ジジイは結縄(ゆいなわ)の下に
ババアの骨を見つけました。
(狸は)さんざんにわめきちらしながら
悪態をついて逃げていってしまいました。
(補足)
「ゆい奈王の」、ここの「ゆ」はどうみても「や」なのですが、それでは意味がおかしいので「ゆ」としました。彫り間違いか?そのあとに「やい\/」とあり、これは「や」です。
爺さんの箱膳が立派、三面図の見取り図のようにきちっと描かれています。
P6P7見開き
縁側・障子・屏風など直線部分と奥行き感は上手ですが、お櫃・お盆など曲線部分はいまひとつで苦手そうです。
しかしながら、屏風の繪といい、隅々までしっかり描いていますねぇ。
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