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(読み)
者ねてやらん
はねてやらん
とそれ\゛/て王
とそれぞ れてわ
けを志てまつ
けをしてまつ
とも志ら須゛さるハ
ともしらず さるは
ま多゛あと尓可
まだ あとにか
起可゛ある由へそれもとらんと
きが あるゆえそれもとらんと
(大意)
はねてやろうと
それぞれ手分けして
待っている
とも知らずに猿は
まだ柿がその後も
残っていたので
それらを採ろうと
(補足)
「者ねて」、変体仮名「禰」ではなく平仮名「ね」。文章が背景の青縞で読みづらいですが鮮明です。
蜂の縦縞柿色の羽織が渋い。蜂の顔がどうなっているかパッと見た目わからなかったのですけど、前に飛び出しているふたつの丸いのが目でその下に脚があります。お尻の部分がそのまま首になってます。竹の格子壁をとおして外の風景も丁寧に描かれています。
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三人並んでの相談、立ち臼の存在がでかい。親方です。
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