P2
P3
(読み)上段
P2
うへ
うえ
て多の
てたの
しミい多り
しみいたり
ひ尓まし△
ひにまし
P3
△ゑ多゛者
えだ は
志げり
しへり
多くさん尓
たくさんに
可起奈り
なきなり
个る
ける
きの
きの
もとへ●
もとへ
(大意)
植えて楽しんでいました。
日増しに枝は茂り
柿が沢山に実りました。
木の元へ
(補足)
文章の流れが両ページにまたがるので上下段に分けます。△◯8の合印でつながります。
「ゑ多゛者」、助詞の「は」はたいては「ハ」ですが、ここでは変体仮名「者」(は)。
中央の太い幹の両面の色が異なってますけど、陰影のつもりなら極端だし、何か訳があるのか?
猿はわらじで蟹はけとばされたら痛そうな角下駄、なんとなくそれらしい。
猿が左手でちょいと裾を持ち上げる仕草が粋なんでしょうね。
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