2021年5月12日水曜日

唖鈴体操術 その9

P8

(読み)

◯第八圖

 だいはちず


二鈴 尓てかろくむねを二どうち

にれいにてかろくむねをにどうち


十  二呼の

じゅうにこの


阿い多゛十  ふん

あいだ じゅうぶん


者奈より

はなより


空 気(くうき)を

くうき     を


すい入れつよく

すいいれつよく


二鈴 をまへの下 尓奈ゝめ尓の者゛すとき尓

にれいをまえのしたにななめにのば すときに


口 よりはきだす又 手をくゞむる奈く上 尓阿ぐる十  六 呼

くちよりはきだすまたてをくぐむるなくうえにあぐるじゅうろっこ


(大意)

◯第八図

二鈴で軽く胸を二度打ち

1、2呼の間に十分鼻より

空気を吸い入れ、強く

二鈴を前方斜め下にのばすとき

口より吐き出す。また手を曲げることなく

上にあげる16呼

(補足)

「イチ、ニィ、サン、シィ」が4呼間でしたから、「イチ、ニィ、」で胸を二度うち空気を吸い、「サン、」で腕を斜め下に伸ばし息をはきだし、「シィ」で腕を真っ直ぐにして上にあげる、という動作になるのでしょうか。

「はきだす」、平仮名「は」、平仮名「だ」が使われています。変体仮名「多」(た)、変体仮名「者」(は)はその前の行にあります。

 

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