P22
(読み)
◯第二十一圖
だいにじゅういちず
もろ手をかゞむる
もろてをかがむる
奈く左右 尓たひら尓
なくさゆうにたいらに
ひらき奈る
にらきなる
たけうしろ尓
たけうしろに
い多らしむこの
いたらしむこの
時 少 しくきびすを
ときすこしくきびすを
阿ぐるとき空 気を
あぐるときくうきを
者奈よりすひ入れ
はなよりすいいれ
口 より者く十 六 呼
くちよりはくじゅうろっこ
(大意)
◯第21図
両手を曲げることなく
左右に平らに開き、
なるべく後ろになるようにする。
このとき少しかかとを上げ
空気を鼻より吸い入れ
口よりはく
16呼
(補足)
この運動はわかりやすい。運動の動作に合わせて呼吸についての記述も随所にみることができます。現在では意識的に呼吸を行うことは常識ですが、当時としてはどうだったのでしょうか。
「少しく」、「「すこし」「すこしき」を形容詞のように考え,その連用形として,後世,類推的に作られた語〕」とありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿