2021年5月21日金曜日

唖鈴体操術 その18


P17

(読み)

◯第十七圖

 だいじゅうななず


二鈴 の者しを尓ぎりうしろ尓たるゝとき尓

にれいのはしをにぎりうしろにたるるときに


右 の足 を一 歩まへ尓ふみ多゛し再  び右 の足 を

みぎのあしをいっぽまえにふみだ しふたたびみぎのあしを


のけつ

のけつ


から多゛をますぐ尓

からだ をますぐに


奈す時 尓

なすときに


十八図の

じゅうはちずの


如 く二鈴 を阿げてかしらの上 尓

ごとくにれいをあげてかしらのうえに


(大意)

◯第17図

二鈴の端を握り、うしろにたおしたときに

右の足を一歩前に踏み出し、再び右の足を

戻しながらからだをまっすぐにするとき

18図のように二鈴をあげて頭の上に

(補足)

 動きがやや激しく大きくからだを使う運動です。第18図に続きます。

変体仮名とおなじ読みの平仮名が混在しています。

「尓ぎり」、変体仮名「尓」(に)は英小文字筆記体「y」にそっくりです。

「たるゝ」、ここでは平仮名「た」が使われてますがこのあと「ふみ多゛し」「から多゛」では変体仮名。「み」と「か」は「ミ」、「可」が使われてません。「る」の変体仮名「留」は平仮名「る」の書き出しの横棒がないかたちです。

変体仮名「奈」(な)、変体仮名「阿」(あ)が使われています。

点線の青年の表情がにこやか♪

 

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