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(読み)
◯第三圖
だいさんず
図の如 く二 ツの唖鈴
ずのごとくふたつのあれい
をむね尓とりつよく
をむねにとりつよく
もろ手を
もろてを
両 可王尓
りょうがわに
たひら尓の者゛し
たいらにのば し
亜鈴 のかう尓て
あれいのこうにて
そくめんの空 中 をうつ八 呼◯ー
そくめんのくうちゅうをうつはっこ
◯ーもろ手をかしらのうへ尓ますぐ
もろてをかしらのうえにますぐ
尓の者゛し亜鈴 のかうの者しを◯☓
にのば しあれいのこうのはしを
◯☓まへ尓むけ二鈴の甲端尓て
まえにむけにれいのこうたんにて
うへの方 の空 中 をうつ八 呼
うえのほうのくうちゅうをうつはっこ
(大意)
◯第三図
図のように二つの唖鈴を胸の前にもち、強く
両手を両側に平らに伸ばし、唖鈴の甲で
側面の空中をうつ。八呼。
両手を頭の上に真っ直ぐに伸ばし、唖鈴の甲の端を
前に向け、二鈴の甲端で上方の空中を打つ。八呼。
(補足)
動作の内容が点線で描かれているので、動き自体はよく理解できます。
平仮名「か」も使われだしていますが、平仮名「た」も目にすることが多くなってきました。
変体仮名「者」(は)は相変わらずで平仮名「は」ありません。
「両可王尓」、「両」のくずし字は前頁で既出。「可王尓」(かわに)は変体仮名ずくし。
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