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(読み)
◯第六圖
だいろくず
めてのすゞを由んでの春ゞ尓てうちく多゛し
めてのすずをゆんでのすずにてうつくだ し
由んでの春゛ゞをれう可゛んのた可さ尓とゞめをき
ゆんでのす ずをれうが んのたかさにとどめおき
めてを
めてを
くゞむる
くぐむる
奈くまへの下より
なくまえのしたより
うしろのうへ尓
うしろのうえに
輪をゑ可゛ける如 く尓まハしめての乙 端 尓て由んでの甲 端 を
わをえが けるごとくにまわしめてのおつたんにてゆんでのこうたんを
うち又 右 左 りとりかへてかく春ることおの\/十 一 呼尓い多る
うちまたみぎひだりとりかえてかくすることおのおのじゅういっこにいたる
(大意)
◯第六図
右手の鈴を左手の鈴で打ち下ろし
左手の鈴を目の高さに位置させたまま
右手を曲げずに(伸ばしたまま)前方の下側より後方へ輪を描くように
回しあげ、右手の乙端(唖鈴の下側)で左手の甲端(唖鈴の上側)を打ち、
また左右取り替えて同じ様に行うこと各々11呼。
(補足)
「めて」(馬手)、「ゆんで」(弓手)。最初は平仮名「す」、次は変体仮名「春」(す)、「十」+「て」のようなかたち。
「れうがんのた可さ」、「れうがん」を辞書で調べてもヒットしません。
「輪」、「鈴」でもそうでしたが、くずし字の偏はどれもいい加減で同じような形に見えます。漢字は基本的に旁の部品のほうで読むからでしょうか。
点線で唖鈴の動きがわかります。胸の前で腕を伸ばしたまま交互にグルグルまわす運動です。単純な動作ですが、文章で説明するとなるとなかなか大変。
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