2021年5月13日木曜日

唖鈴体操術 その10

P9

(読み)

◯第九圖

だいきゅうず


もろ手をくゞめ

もろてをくぐめ


二鈴 をむね尓

にれいをむねに


とりもろ

とりもろ


ひじをて

ひじをて


まへの上 より

まえのうえより


うしろの下 尓

うしろのしたに


輪(王)をゑ可゛ける如 く

わ(わ)をえが けるごとく


ま王すこと十  二呼

まわすことじゅうにこ


(大意)

◯第九図

両手を折り曲げて

二鈴を胸の位置にもち

両肘を手前の上より

後方下に

輪をえがくように

回すこと12呼

(補足)

「もろひじ」という表現もあるのですね。

「輪」のふりがなが変体仮名「王」(わ)、これを知らない人は読めません。次の行にもあります。

この運動を4呼間をひとつのリズムとして行うとき、その区切りがどうもはっきりしません。

 

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