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(読み)
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◯第十九圖
だいじゅうきゅうず
右 の足 をすゝめ多り志りぞけ多り奈すこと
みぎのあしをすすめたりしりぞけたりなすこと
十六呼
じゅうろっこ
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左右 の手を
さゆうのてを
か王る\/ うご可し
かわるがわるうごかし
まへのごときうんどう奈すこと
まえのごときうんどうなすこと
十 六 呼(たゞし㐧 十 四 呼「四ノ二」尓て
じゅうろっこ(ただしだいじゅうよんこ「しのに」にて
まむき尓むき二鈴 をかしらの上 尓
まむきにむきにれいをかしらのうえに
ますぐ尓たてゝおき㐧 十 五十 六 呼
ますぐにたてておきだいじゅうごじゅうろっこ
そこ尓とゞめをく奈り)
そこにとどめおくなり)
(大意)
◯第19図
右の足を進めたり退けたりすること
16呼
左右の手をかわるがわる動かし
前のような運動をすること16呼
(ただし第14呼「4の2」にて
真向きに向き二鈴を頭の上に
真っ直ぐにたてたまま第15、16呼
ではそのままに留めておく)
(補足)
2頁を費やしての説明です。大まかな運動の様子はなんとなくわかるのですけど正確な動きはよくわかりません。自己流の動きになってしまいます。
「イチ、ニィ、サン、シィ」が4呼間です。続けると「「ニィ、ニィ、サン、シィ」で8呼間、「サン、ニィ、サン、シィ」で12呼間、で、次が「シィ、ニィ、サン、シィ」の「ニィ」で、頭上で二鈴を立てたままにするという動きです。
「志りぞけ多り奈すこと」、変体仮名「志」(し)、と「多」(た)、「奈」(な)。「こと」は合字になってませんが、次頁では合字になってます。
「か王る\/うご可し」、平仮名「か」と変体仮名「可」が混在、変体仮名「王」(わ)、「留」(る)。平仮名「し」が異様に大きいですけどこれは定番です。「へのへの茂平爺」の「し」と同じ。
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