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(読み)
おち由起
おちゆき
春ぐ尓
すぐに
こうらい国 へ
こうらいこくへ
わ多り
わたり
それより
それより
志満
しま
\゛/ヲ
じ まを
めぐらん
めぐらん
とてまづ
とてまず
女 尓んじ満へ■
にょにんじまへ
■わ多り
わたり
それより
それより
ミ奈ミの
みなみの
方 尓ある
ほうにある
(大意)
逃げ落ちました。
すぐに高麗国へ渡り、
それより島々を巡ろうと
まず、女人島へ渡り
それより南の方にある
(補足)
「わ」は変体仮名「王」が多く使われますが、ここではすべて「わ」。
「ミ奈ミの」、平仮名「み」はあまり使われず、ほとんどカタカナ「ミ」。
「方尓ある」、「方」の読みを「ほう」としましたが、さて・・・
朝比奈が女人島で女性にもてまくっていて、イヤぁどうもどうも、とてれているの画。この当時もてれると自分の頭をトントンとたたく仕草は同じでだった様子です。
女性は唐風で、外国といえばやはり中国だったからでしょう。脚に包帯みたいにグルグル巻にしてゲートルではないでしょうけど、全体の印象はモンゴルチベット風です。
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