P6
P6P7竹内版
(読み)
阿奈の奈可へ
あなのなかへ
本゛うをとふし
ぼ うをとうし
可つぎあるく
かつぎあるく
ま多可ひもの
またかいもの
奈ど尓ハミ奈
などにはみな
あ奈の奈可へ
あなのなかへ
い連あるく
いれあるく
あさひ奈ハ
あさひなは
おん奈
おんな
志゛満へ
し゛まへ
つ起け連バ
つきければ
おん奈ども
おんなども
(大意)
穴の中へ棒を通し
かつぎ歩いていました。
また、買い物などには皆、穴の中へ
入れて歩いていました。
朝比奈は女島へつき
女たちは
(補足)
この頁の文章は佐藤新太郎版でも一部かすれはありますが読むことができます。ここの画は小人島のできごと。
「阿奈」、「あ奈」、変体仮名か平仮名か、どちらをつかうかは気分次第。
右下家屋の屋根部分が佐藤新太郎版では線の本数が少ないのに気づきました。左側の窓枠も異なっています。どうやら竹内版豆本を正確に写しとったものであるようです。同じ版木ではありませんでした。
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