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(読み)
おとこめづら
おとこめずら
志くおもひ
しくおもい
奈可゛らこの
な がらこの
く尓者おとこ
くにはおとこ
のたねをのこ
のたねをのこ
さんとあさ
さんとあさ
ひ奈をひき
ひなをひき
とゞめる
とどめる
(大意)
男が珍しくおもいながら
この国に男の種を残そうと
朝比奈を引きとどめました。
(補足)
この頁は竹内版のほうが読みにくい。
「このく尓者おとこ」、変体仮名「者」(ハ)だとはおもうのですが・・・
当時の火消しの様子がわかります。水をかける竜吐水というポンプみたいのが江戸後期にはありましたが、ほとんど役に立つことはなく、火消しは延焼を防ぐため家を壊すのが役割でした。ここでも水はでてきません。なんかのほほんとして愉快な画です。
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