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(読み)
たべもの
たべもの
やま起春ミ
やまきすみ
あるひハ
あるいは
人 をのせ多りして
ひとをのせたりして
く王つけいを
くわつけいを
多てるところ
たてるところ
奈り
なり
あさゐ奈ハ
あさいなは
それより
それより
くろん本゛う
くろんぼ う
のし満へ
のしまへ
由起それ
ゆきそれ
よりおろ
よりおろ
しや
しゃ
(大意)
食べ物や
薪(まき)炭(すみ)
あるいは
人を乗せたりして
家計をたてている。
朝比奈は
それより
黒ん坊の島へ行き
それからロシア
(補足)
出だしは平仮名「た」。「や」は現在の平仮名とほとんど同じですが書き順が「つ」のあとにそのまま左上にすすめてから反転して右下におろしています。
「く王つけいを」、悩むところですが旧仮名遣いと理解して「かけい」(家計)としました。
朝比奈のやる気のない表情がおかしい。摺師も両足部分など色ののせかたも適当です。
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