奥付
裏表紙
(読み)
御届明治十八年六月一日
編輯
画工兼出板人
定價壹銭五厘
東京日本橋區
馬喰町二町目七番地
佐藤新太郎
(大意)
略
(補足)
明治十三年十二月十日御届で「朝比奈嶋めぐり」が画工竹内栄久・出版人宮田幸助により販売されています。この豆本の約5年前になります。また明治十五年五月廿二日出版御届で編輯兼出版人勝木吉勝が「朝日奈嶋逥り」を販売しています。竹内版の約2年後でその3年後にこの豆本という流れになります。国立国会図書館デジタルアーカイブで朝比奈シリーズの豆本はこの3冊を読むことができますが、もしかしたら他にもあるかもしれません。内容はどれも奇想天外な滑稽本みたいなもので似たりよったりであります。
次回は残り一冊勝木版を読むことにします。
うっかりです。もう一冊ありました。鎌田在明が明治廿一年十月廿二日出版・著作印刷兼発行してました。なお「幕末明治の豆本総解説加藤康子」P286解説で朝比奈シリーズの詳しい研究内容を読むことができます。
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