P12
(読み)
だつ多ん
だったん
あめり可
あめりか
といろ\/の
といろいろの
嶋 へわ多り
しまへわたり
一 生 を
いっしょうを
春起し
すぎし
とぞ
とぞ
めで多し\/
めでたしめでたし
(大意)
韃靼(だったん)・アメリカといろいろな嶋へ渡り
一生を過ごしたとのことでした。
めでたしめでたし。
(補足)
韃靼は普段耳にしませんが、現在では蕎麦屋に韃靼そばがメニューにあるくらいでしょうか。
「岩」に見える字は「嶋」としましたが、間違っているかもしれません。古文書では偏と旁の部品は左右に並びますが、それを上下に配置してあることがよくあります。
朝比奈の表情はやはりひょうきんだし、左脚のスネの細さが操り人形のよう。ひざまずく「黒ん坊」は何かを懇願しているようですがさてはて?
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