表紙
(読み)
朝比奈萬国めぐり
あさひなばんこくめぐり
(大意)
略
(補足)
お伽噺のなかでもちょっと雰囲気の変わったものを読みます。異人変人の国々の旅行記です。これも前回と同じで、出版人宮田幸助・竹内栄久画の「朝比奈嶋めぐり」の版権を買ったとおもわれるものです。2冊を並べてすすめます。
左手に扇、右手の手のひらには小人をのせて、驚きの表情、手にも顔にも歌舞伎役者のように隈取っています。扇子の白抜きが文字のように見えます。回転させたり反転させたりしましたが読めそうでだめでした。家紋は丸に三つ引き両紋で吉川家(吉川元春(きっかわもとはる))の家紋とありました。
正月の新本販売日、棚に並べてお客さんの目をひかなければなりません。この表紙なら手にとってくれそうです。といっても正月発売は江戸時代、明治のこの頃はどうだったのでしょうか。
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