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(読み)
神 馬
しんめ
神 馬ハ
しんめは
やしろ
やしろ
ま多王(?)
または
あさくさ
あさくさ
かんおん
かんのん
奈ぞ尓
なぞに
あるむま
あるむま
奈り
なり
(大意)
神馬
神馬は社(やしろ)または
浅草観音などにいる馬である。
(補足)
「神馬」の読み方はしんめ、じんめ、かみうま。いままでずっとしんばと読んでました、お恥ずかしい。
「ま多王」、「王」(わ)の部分がよくわかりません。変体仮名「王」にみえるのですが、助詞「は」のかわりに「わ」は使いませんし・・・
お正月やお祭りのときに神馬を直接見ると、目を奪われます。キラキラツヤツヤしてあらん限りんお飾り衣裳を身に着け、馬もそれを承知していて胸を張り首筋を伸ばしているのです。
ここの神馬は前髪をまっすぐにそろえてかわいらしい。
お供をしている人の白衣の輪郭線を黒だけでなく薄い青で縁取っているのが心憎い。
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