裏表紙
(読み)
なし
(大意)
なし
(補足)
Isabella Lucy Bird の日本の旅行記でも馬のしつけが全くなってないのに呆れています。
海外からサラブレッド系の脚が長く背の高い馬が入ってくる前、日本の馬は脚が短く背も低かったのでやや極端に言えば驢馬にまたがっているようなものでした。しつけはなってなかったかもしれなせんがとても大切にしていたことは確かで、馬にはわらじを履かせていたくらいです。明治になろうとする江戸時代後期に西洋人が乗る馬には蹄鉄がうってあるのをみて驚きつつすぐに受け入れています。
日本には牛車が古来使われていたのに、人を乗せる馬車はありませんでした。その問題を板倉聖宣(きよのぶ)さんが『日本史再発見』であかしています。
江戸時代まで馬車はありませんでしたが、この豆本では様々な馬の活躍が「むまくらべ」されています。馬車はなかったのですが馬を大切に役立てていたのです。
「舌切雀」の裏表紙と同じデザインです。そのときに「雀」の字を意匠化しているかもと述べましたが勇み足でした。蝙蝠が翔んでいるようでもあり骸骨のようでもあり宇宙人のようでも・・・
こんな浴衣の柄で夏の縁日で通りすがったらちょっと驚きそう。
0 件のコメント:
コメントを投稿