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(読み)
くろ馬
くろうま
陸 軍 の強 馬
りくぐんのきょうば
里くぐんの
りくぐんの
馬 ハ
うまは
あし
あし
者゛やで
ば やで
ちうを
ちゅうを
とぶごとくを
とぶごとくを
奈しとす
なしとす
春で尓
すでに
可ご志満
かごしま
の●
の
●せん
せん
そうの
そうの
みぎり
みぎり
尓ハ
には
(大意)
陸軍の馬は足早で宙を飛ぶように走るという。
すでに鹿児島の戦争のときには
(補足)
明治10年の西南の役の場面です。
でだしは変体仮名「里」(り)。
変体仮名「者」(は)と「春」(す)が少し似てます。「者」(は)は平仮名「む」の下部が下に流れたような感じ。「春」(す)は「す」+「て」のような形。
「可ご志満」、「ま」の変体仮名「満」が記号◯の中に☓のように見えます。
「みぎり」、時、頃、折、場所、場面などの意。古文書では普通に出てきます。漢字は「砌」。
馬が主題であるだけに、黒馬と栗毛色の馬が力強い。黒馬の尾も丁寧です。
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