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(読み)
馬車 ハ
ばしゃは
くハいん
かんいん
可゛多く王ぞく
が たか ぞく
可゛多ま多ハ
が たまたは
せう本う尓
せいほうに
のりあいの
のりあいの
馬車 や
ばしゃや
へいゝ
へいへい
(大意)
馬車は官員がた華族がた
または西洋に乗り合いの馬車が
へいへい
(補足)
旧仮名遣いあるいは歴史的仮名遣いはなれてもやっかいです。
「くハんいん」、「ハ」は「可」(か)にも見えますがわかりません。
「く王ぞく」、変体仮名「王」(わ)で「くわぞく」。
「馬」のくずし字はなんとなくそれらしいのでわかりますが、ひらがなで「つる」の形に似てなくもない。
馬車の屋根の縁の飾りが日章旗柄。中は洋服姿の男性と和服の御婦人、時代です。
御者は首から下が西洋風の制服姿なのに、頭は手ぬぐいをほっかむりしていてどこか変。
馬の蹄のそのすぐ上の毛まで描いています。
適当に描いているところがコレッポチもなく隅々まで丁寧です。
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