奥付
(読み)
明治十三年 三月二十二日 御届
東京府平民 價壹錢
編輯兼
出版人 服部為三郎
下谷區
上野西黒門町五番地
(大意)
略
(補足)
これだけの豆本が1銭なのですから、驚きをこえて出版業や書籍などの文化は江戸時代から盛んであったにもかかわらずその地位の低さ位置づけにため息がでます。
江戸時代後期・明治時代に日本にやってきた諸外国人が浮世絵などその出来栄えに比べて価格の異常な安さに驚き、買いあさったのも無理はありませんでした。
外国人の当時の日記には日本の書籍・出版業にたずさわる人たちの地位は低く稼ぎも悪いとあります。
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