P.12
P12下段
(読み)
さしあげ
さしあげ
志ゆつせ
しゅっせ
い多し
いたし
めで多し
めでたし
ゝゝゝ
めでたしめでたしめでたし
(大意)
差し上げ、
出世いたし
めでたし
めでたしめでたしめでたし
(補足)
「志ゆつせ」、そのまま平仮名通りに読むと、「しゆつせ」です。
上段でも「志ゆひ可く」(しゆひよく)があります。喋る言葉(口語体)と書き言葉(文語体)が一致しているというか一致させたくれた現代がありがたい。
上部の1本or2本の横線ですが、板木の大きさが異なったためかもしれません。多色刷りですので数枚の板木を使うわけです。その大きさが普通ならみな同じなのですが、なぜか異なってしまった。
でもそんな初歩的な間違いはしないとおもうのでうけど。
うーん、やはりわかりませんね。
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