P.5
(読み)
「ひ奈も
ひなも
あろう尓
あろうに
ぞうりを
ぞうりを
もつ天
もって
(大意)
「ひなもあろうに
草履をもって
(補足)
「ひなもあろうに」がわかりません。「ひな」は「雛」「鄙」がありますが、意味が通じません。
台詞の意味合いとしては「こともあろうに草履でもって(たたくとは)」「まわりの目もあろうに」のような感じでしょう。
表紙の構図と同じです。有名な場面なのではずせません。
中老さらさの目は耐え忍ぶという眼差しではなく、
クソババ〜〜〜ァ、この辱めッ、おぼえておけ〜、顔の部分を拡大するとよくわかります。
岩藤と同じように耳が短いので兎ではなく白ネズミです。
着物姿の絵は岩藤よりよほどまし。
P4P5見開き
P4とP5は描いた人が違うようです。
人物もそうですが、背景の御簾の描き方も異なっています。
P5のほうがよりまともです。
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