P6
(読み)
けりこのや満尓
けりこのやまに
としふ可く
としふかく
春む
すむ
いの志ゝ
いのしし
(大意)
(追い散らしま)した。この山に
長年住む猪(いのしし)
(補足)
鬼退治の次は山の主のような大猪。金太郎に首根っこを押さえつけられて目をむいています。猪の荒く太い針のような毛並みがとてもリアルです。金太郎の後には黄色くなったもみじの葉があります。
「春む」、変体仮名「春」(す)は「十」+「て」or「す」+「て」のような形。
「いの志ゝ」、変体仮名「志」(し)、平仮名「し」との使い分けは気分次第の感じです。
0 件のコメント:
コメントを投稿