奥付
裏表紙
(読み)
御届明治十八年六月一日
編輯
画工兼出板人 定價壹銭五厘
東京日本橋區
馬喰町二町目七番地
佐藤新太郎
(大意)
略
(補足)
御届日付と同じ日付で佐藤新太郎は豆本を10冊前後出版しており、そのうち「金太郎一代記」「金太郎山めぐり」「金太郎咄し」と似たような内容で3冊もシリーズ化しています。前回の記事でも示しましたが、最終頁などはほとんど同じ構図になってます。なぜ一気に10冊前後の豆本を出版したのか、それらを開いてみると出来具合はそろってなく、出来不出来の差が激しいのです。不出来のものは出版しなければよいのに、よほどの理由があったのかもしれません。とても気になります。
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