2021年2月17日水曜日

豆本 金太郎一代記 その4

P2

(読み)

阿る

ある



由め

ゆめ


尓あ可き里うと

にあかきりゅうと


ちぎる

ちぎる


こと由め

ことゆめ


ミてつい

みてつい


尓ミごも

にみごも


るつき

るつき


ミちて

みちて


ひとりの

ひとりの


(大意)

ある日夢に赤い竜と契る夢を見て

とうとう身ごもりました。

月が満ちてひとりの


(補足)

竹内栄久版ものせます。

出だし「阿るひ」としましたが「之」(し)でしょうか、わかりません。

「里うと」は「と」が「を」にも見えます。

「ことゆめ」、合字の「こと」としましたがこれも?。

文字の彫りについてですが、下部の金太郎の股下に3つの点があります。ふたつの頁を比べるとこの点の位置が全く同位置にあり、版木が同じものではないかと想像させます。


 

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