
P9 国文学研究資料館蔵
(読み)
金 山 鋪 口
かなやましきくち
金 銀 銅 鉄 皆 本り可多ハ同 じ仕上 ハすこしづゝのち可゛いあり金 山
きんぎんどうてつミ奈 しあげ かなやま
きんぎんどうてつみなほりかたはおなじしあげはすこしずつのちが いありかなやま
本里入ル口 を鋪 口 といふ四 本 枕 をたてゝ上 と右 左 の三 方 尓
しきくち まくら みぎひだり
ほりいるくちをしきくちというよんほんまくらをたててうえとみぎひだりのさんぽうに
乱 株 を入るゝ也 此 乱 株 を矢といふ三 方
らんくい や
らんくいをいるるなりこのらんくいをやというさんぽう
とも尓矢の数 ハ十 六 本 づゝ奈り
可ず
ともにやのかずはじゅうろっぽんずつなり
上 の矢の上 尓和多春木をけ志やう木といふ此 鋪 口 を四川どめといふ
うえのやのうえにわたすきをけしょうきというこのしきぐちをよつどめという
此 王きの方 尓風 廻 し口 をあくるなりあれハいき出しなり
このわきのほうにかぜまわしくちをあくるなりあれはいきだしなり
是 尓て鋪 の中 能あ可りを取ル也 大 切 口 ハ水 ぬき也
これにてしきのなかのあかりをとるなりおおきりくちはみずぬきなり
役 所 小屋堀 子能小屋ハ鋪 の外 尓あり
やくしょごやほりこのこやはしきのそとにあり
風 廻 し口 四ツ畄メ口 水 ぬき也 大 切 口 山 神 宮
かぜまわしくち よつどめくち みずぬきなりおおきりくち やまじんぐう
(大意)
略
(補足)
「右左」、ふつうは左右(さゆう)ですけど、ここでは右左となっています。
「矢の数ハ十六本づゝ奈り」、上と左右の矢を数えてみると、ちゃんと16本ずつでした。
「乱株」、辞書に「くい」は『杭・杙・株』があって、ここでは「株」を採用。
鉱山やトンネル堀は水との戦いといいます。この画でも左下に小川のような水抜きの大切り口があります。
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