2026年3月24日火曜日

日本山海名物圖繪巻之一 その11

 

P13 国文学研究資料館蔵

(読み)

鉑 石 く多゛く繪

者くいし


山 より本り出し多る鉑 石 をもち出してうちく多゛く

          者くいし

やまよりほりだしたるはくいしをもちだしてうちくだ く


これを可奈めといふ故 尓その槌 を可奈めつちと云 也

         由へ   つち       いふ

これをかなめというゆえにそのつちをかなめつちというなり


鉑をく多゛くハお保くハ女  の所 作なり鉑 を入 て背 負うつ者物 を

               志よさ        せへおふ

はくをくだくはおおくはおんなのしょさなりはくをいれてせ おうつわものを


ゑぶといふゑぶの正 字はいま多゛詳   奈ら春゛又 者くも鉑 の字正 字尓

               つまひら可

えぶというえぶのせいじはいまだつまびらかならず またはくもはくのじせいじに


あら春゛鉑 ハ金 鉑 銀 鉑 の者くなり字彙尓い者く鋛古猛切音硫金銀鉄

あらず はくはきんぱくぎんぱくのはくなりじいにいわく


璞也 とあり本 字ハ鋛奈るべし

 なりとありほんじは なるべし


可奈め槌

かなめつち

(大意)

(補足)

「字彙」、『じい じゐ 【字彙】中国の字書。一二集。他に首・末二巻。明の梅膺祚(ばいようそ)の撰。画引き字書の最初のもの』

「鋛古猛切音硫金銀鉄璞也」をDeepLに放り込むと代案として「鎚古は猛く音を刻み、硫黄・金・銀・鉄は未加工のままである」、「古の鋛、猛き音、硫黄、金、銀、鉄、未加工の石もまた然り」などとかえしましたが、どうも意味不明です。

 ここでも三人の職人さんたち、紋がそでや肩にあります。

ゑぶに満杯にしたら、40〜50kgはあるでしょうか。

腰につけているのは円座。手にしているのはてぶです。


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