P11 国文学研究資料館蔵
(読み)
金 山 鋪 の中 能繪
可奈やましきのうちのゑ
かなやましきのうちのえ
鋪 口 より段 ゝ 本り入 上 と両 方 とにハ皆 鋪 口 の繪能ことく
しきくち 多ん\/ うへ ミ奈
しきくちよりだんだんほりいりうえとりょうほうとにはみなしきぐちのえのごとく
矢をい連て大 石 のくづれぬやう尓する也
やをいれておおいしのくずれぬようにするなり
下財 ハ皆 あ多まをつゝみ腰 尓円 座をつけさゞい可゛ら尓油 を入
げざい ミ奈
げざいはみなあたまをつつみこしにえんざをつけさざいが らにあぶらをいれ
飛やうそく尓火をともして持 行 也 此 火尓てあ可りを取 て者多らく也
もち由く
ひょうそくにひをともしてもちゆくなりこのひにてあかりをとりてはたらくなり
風 廻 し口 奈个れ者此 火ともり可゛多し又 水 王く時 ハ戸樋尓て
とひ
かぜまわしぐちなければこのひともりが たしまたみずわくときはといにて
水 を引 上ゲ大 切 口 へおと春也 金 本り鉑 石 を取者゛
可ね
みずをひきあげおおきりぐちへおとすなりかねほりはくいしをとれば
ゑぶ引 者古び出春也 石 目とて大 金 有 所 ハ个゛んのう尓て打者川゛春なり
可ね
えぶひきはこびだすなりいしめとておおがねあるところはげ んのうにてうちはずすなり
ゑぶ引 かね本り所 大 可゛ね者川゛春てい
えぶひき かねほりどころ おおが ねはず すてい
可けや尓て孫 八 を打 こむ 水 ひくてい
かけやにてまごはちをうちこむ みずひくてい
(大意)
略
(補足)
「飛やうそく」、『ひょうそく ひやう―【秉燭】
油皿の一種。中央に臍(ほぞ)のようなものがあり,それに灯心を立てて点火するもの。』
この本の絵師は人物描写は稚拙ですけど、ここで使用している道具、ゑぶの竹籠や円座の縄模様などは得意なようです。
職人さんたちの着物の肘や背中にそれぞれ異なる紋が入っています。職人集団の区別のためでしょうか?

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