2026年3月17日火曜日

日本山海名物圖繪巻之一 その4

P04 国文学研究資料館蔵

(読み)

知之者旦暮遇」之


 一箇 事 辞ス尓日阿里主 人 只 恁   乞ふに

 ひとつことじすにひありしゅじんただひたすらこうに

 心  裏 おろ\/蒲 柳  欝\/  と撓  天

 こころうちおろおろはくりゅううつうつとたわみて

八十一叟半時庵

時寶曆四年季夏一旬


(大意)

 この序をおわるにあたって、わたしがただただ読者にお願いすることは

自身の心うちはおろおろして、柳の細い枝がたわんでいるように、

心もとないということである。

八十一老人 半時庵にて

宝暦4年初夏

(補足)

 平瀬鉄斎の生没は不明なようです。

本書は宝暦4年(1754)に出版。43年後の寛政9年(1797)に求板で再版されています。それなりに根強く読者がいたものとおもわれます。

 

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