2026年3月15日日曜日

日本山海名物圖繪巻之一 その2

P02 国文学研究資料館蔵

(読み)

聖 帝 之武起御ン徳 十千世を頂   さ類盤阿

せんていのぶきおんとくとちせをいただかさるはあ

らし民 侶 之営 日 尓当 類有 又 好 而楽 而

らじみんりょのえいじつにあたるありまたこうじらくじ

耽 類有 耽  てなら須と云 事 なし既 尓成 怒

ひたるありひたってならずということなしすでになりぬ

日本 山 海 名 物 圖繪ト号  リ這之平 瀬氏鉄 齋 翁

にほんさんかいめいぶつずえとなずけりこのひらせ てっさいおう

日ゝ尓編ミ夜ゝに緝 ムおもへ者古人 古人 之一 癖

ひびにあみよよにあつむおもへばこじんこじんのいっぺき

を愛 せ類可古とし強 て子之手を執 天

をあいせるがごとししいてこのてをとりて

是 をといひ残 須尓も阿らされと母孝 子先 考

これをといいのこすにもあらざれどもこうしせんこう

(大意)

AIの概要のおおよその現代語訳を試してみました。

『聖帝(平和な世をもたらす天子)の武力や徳によって十千世(長い年月)も(安泰な世を)頂戴している。世の民の営みは日々に満ち溢れ、また(趣味などを)好み楽しんでふけっている者もいるが、ふけりすぎてどうにもならなくなるということはない。

(そういう太平の時代に)既に成し、怒(いか)る(※ここは「成る」の強調、あるいは崩しの読み違いの可能性あり)日本山海名物図絵と号(名づ)け、この平瀬鉄斎翁が、日々編み、夜々にならべまとめる。

思えば、古人が(名画や特産物といった)一癖(こだわりのある癖)を愛した(古風を)倣いとして、無理やり我が子のように(この本を)手にとって、これを言い残す(伝え残す)ということではないけれど、亡き父(母)や、亡き父(先考)へ』

(補足)

 AIの概要の大意、大したもんですね。変体仮名の読みに苦労してます(し間違いもあります)けど、まぁ全体の意味ははずしていません。まずは何が記されているかがわかることですから、この程度でも目的は充分に達せられています。

 文章自体は楷書ですから、くずし文字に悩まされることもありません。変体仮名は学ばなければなりませんけど。

 AIをちょっとけなしましたが、わたしの読みも間違っているところはあるはず、謙虚に学ばなければと心しています。

 

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