2026年2月9日月曜日

繪本寶能縷 その5

 

P4 国文学研究資料館蔵 

絵本直指寳(えほんねざしだから)P4

(読み)

かゐこやしない草 㐧 四

かいこやしないそうだいし


蚕  㐧 四 度め乃

可以こ

かいこだいよんどめの


休  をバ大 袮ぶりとも

やすミ

やすみをばおおねぶりとも


いふなり

いうなり


追 付 起

をつつけをき

おっつけおき


出 べき

いずべき


時 を

とき

ときを


うかゝい

うかがい


其 用 意を

そのようい

そのよういを


なす体 那り

  てい

なすていなり


北 尾重 政 画

きたおしげまさえ


(大意)

(補足)

「追付(をつつけ)」、『おっつけ【追っ付け】(副)

① 時間があまりたたないうちに,その事態が実現するさま。そのうち。まもなく。「―帰ります」』。わたしの世代より上のかたがたが日常に用いていました。

 こちらの本には原本の「に王の休とも」がありません。ここまで原文とほとんど同一なことを考えると、見落としの可能性が大であるような気がします。

 絵の構成は、蚕棚の位置が異なるだけで、あとはほとんど同じです。茅葺きの門などそのままです。

 女性の帯を止める位置が、前だったり後ろだったりで混在しています。ちょうど変わり目の時代でした。

 

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