P3 国文学研究資料館蔵
絵本直指寳(えほんねざしだから)P3
(読み)
かゐこやしない草 㐧 三
かいこやしないそうだいさん
蚕 三 度の
可いこ
かいこさんどの
や春ミ乃
やすみの
のち
のち
桑 をくるゝに
くわをくるるに
志多可ひ
したがい
次㐧 尓
しだいに
大 きに
おおきに
なり
なり
ま春\/
ますます
多 く
おおく
なる
なる
故 耳外 の
ゆへ 本可
ゆへにほかの
竹 箔
多けす多゛れ
たけすだ れ
やう乃
ようの
毛の尓うつし
ものにうつし
桑 乃葉を
くハ ハ
くわのはを
割 ミ製 するに
きさ せい
きざみせいするに
いと満なし
いとまなし
勝 川 春 章 画
かつかわしゅんしょうえ
(大意)
略
(補足)
「桑をくるゝに」、食るるにでしょうか。
原本のほうの絵は働く娘たち、こちらはもっと色気たっぷりのなまめかしさも(左の娘さん)ほうふつとさせての娘三人です。
採ってきた桑の葉の籠にあけているところ、空になりつつある籠の中の桑の葉が動きを与えていますけど、隙間のできた籠をとおして娘さんの着物が描いてあれば完璧でありました。しかし、よくみるとこの娘んさんの後ろの腰に煙管がさしてあって、なかなか細かい。
また、桑の葉を刻んでいる包丁の鉄の濃淡、こちらはお見事です。


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