奥付
奥付竹内版
(読み)
御届明治十八年六月一日
編輯
画工兼出板人
東京日本橋區 定價壹銭五厘
馬喰町二町目七番地
佐藤新太郎
御届明治十三年十二月十日 價壹銭五厘
画工 竹内栄久
本所區亀沢町壱丁目廿一番地
出版人 宮田幸助
(大意)
略
(補足)
面白いことに佐藤新太郎版は本文の方は画がつぶれたり文字がかすれたりでしたが奥付に関しては竹内版より明瞭にみえます。ここだけはあらたに摺ったものだからでしょうか。
値段はともに1銭5厘で同じです。明治初期の5年の差は物価の変動がそれなりに激しいのではと考えるのですが、もうけなどわずかなものだったはずです。
裏表紙
裏表紙竹内版
特に特徴はありません。