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(読み)
真楮 苧之図
ま可うそのづ
可ミくさ
かみくさ
(大意)
図そのままです。
(補足)
「苧」の漢字が原本では「艹」+「宇」となってます。「丁」、「干」の違いです。
「図」が楷書で「圖」ときれいに記されてます。
現代では「づ」ではなく「ず」です。恥ずかしながらよく間違えます。
このあとに楮の育て方、手入れの方法が詳しく説明されますが、
地面近くで、主幹が切られ脇枝を育てているのが意識的に描かれています。
「楮」という漢字が、ケンペル(Kaempher)が1702年に自費出版した「廻国奇観」の中に出てきます。紙の作り方についてとても詳しく説明しています。
オランダのレンブラントが銅版画で日本の和紙を使っていました。
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