P12
(読み)
めでたし
めでたし
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(大意)
めでたい
(補足)
金太郎は表紙からこの場面までずっとマッカッカでありました。赤の色は貴重でしたが明治になって外国から安く輸入できたため爆発的に赤が多用されるようになり、明治赤といわれています。しかしこの豆本の出版は明治18年、いい加減そんな状況も落ち着いたとおもわれますが、赤へのこだわりはすてがたかったようです。
幕の家紋は清和源氏の代表的な笹竜胆(ささりんどう)。金太郎は頼光公より固めの杯を頂戴してるのかも。金太郎の着物柄は白地に赤と青の方形模様に◯、おもしろいです。
佐藤新太郎はこの「金太郎咄し」以外にも「金太郎一代記」「金太郎山めぐり」も出版しています。売れ筋だったのか新太郎が好きだったのかはわかりません。
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