P.4 4行目〜6行目。「飯能市立博物館所蔵浅海公介家114号文書」
(読み)
其 日暮 し之者 共 及難渋 候 趣 相 聞、
そのひぐらしのものどもなんじゅうにおよびそうろうおもむきあいきき
右 者天 然 之義二而無拠 候得共 歎 敷
みぎはてんねんのぎにてよんどころなくそうらえどもなげかしき
次第 二有之 候 間、 融 通 相 付 候 身柄 之
しだいにこれありそうろうあいだゆうずうあいつきそうろうみがらの
(大意)
その日暮らしの者たちは生活に困り苦しんでいるということを聞いている。
そのようなことは自然によるものでどうしようもない事柄であるとはいえ、嘆かわしい
ことである。なんとかやりくりできそうな身分の(者たちは)
(補足)
「暮し」、よくみるくずし字は二文字に見えるのですが、ここではそんなことはなく一文字です。
「拠」、実際は「扌」+「處」。
「歎敷」(なげかしき)(なげかしく)(なげかわしく)など読みはよくわかりません。
「有之」、頻出用語ですが、ここのはわかりにくい。
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