P.7 すべて。「飯能市立博物館所蔵浅海公介家114号文書」
(読み)
難有 承 伏 仕 候、 依之 御請 印 形
ありがたくしょうふくつかまつりそうろう、よっておうけいんぎょう
致 置 候 以上
いたしおきそうろういじょう
茂七
もしち
安兵衛
やすべえ
寅五郎
とらごろう
忠五郎
ただごろう
鉄之助
てつのすけ
庄次郎
しょうじろう
(大意)
ありがたく承りましたので、ここに請印を
致します、以上。
名前は略
(補足)
この頁に6名分の名前があります。このあと8頁にわたり名前と実印が続きます。
「御請」、「御」がわかりづらい。
「忠五郎」、「忠」が読めませんでした。
役所からの書付には文面の最後に「尤請書者不及候」とありましたが、結局は何十名もの連名で請書をしたためてます。どういうことなのでしょうか。わかりません。
この書面は控えですが、控えにも実印が押印されています。
名前の手跡は同一人物です。村役人の担当の者が全員の名前を記し、読み聞かせたあと、または回覧するなりして実印を順に押印するという流れだったはずです。
役人へ提出する書付と村の控えの2通を用意しておいて、この作業をしたのでしょう。
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