P7 国文学研究資料館蔵
(読み)
金 山 諸 道 具
可奈やま志よどうぐ
かなやましょどうぐ
金 銀 銅 鉄 通 して可奈山 と云 い者由る金 ハき可゛ね銀 者
きんぎんどうて川つう やま いふ きん ぎん
きんぎんどうてつつうじてかなやまといういわゆるきんはきがねぎん は
志ろ可ね銅 ハあ可ゞね鉄 ハくろ可゛ね鉛 ハ青 可゛ね也
なまり
しろがねどうはあかがねてつはくろが ねなまりはあおが ねなり
いづ連もすこしづゞか王りめあ連ども大 やうハ同 じこと也
いずれもすこしずつかわりめあれどもたいようはおなじことなり
金 を本り入ルあ奈を鋪 といひ鋪 より本り
可ね しき しき
かねをほりいるあなをしきといいしきよりほり
出し多る鉑 をく多゛きて焼 釜 尓てや起湯尓王かして丸 可ね尓仕上 る也
者く やき可ま ゆ まる しあぐ
だしたるはくをくだ きてやきがまにてやきゆにわかしてまるがねにしあぐるなり
此 所 を床 屋と云 それ\/尓用 由る道 具絵図のことし
いふ 毛ち とうぐゑづ
このところをとこやというそれぞれにもちゆるどうぐえずのごとし
此 道 具を通 じて床 屋道 具という也
とうぐ つう とこやとうぐ
このどうぐをつうじてとこやどうぐというなり
上 の繪尓あらハ春銅 山 鍛冶のきたひこしら由る所 なり
ゑ
うえのえにあらわすかなやまかじのきたいこしらゆるところなり
か王遍ぎ 可王古き 者り 口 とり ま多 かね遍ぎ からみ引
かわへぎ かわこき はり くちとり また かねへぎ からみひき
猫田 奈で木 可ねゆり板 水 さ可゛し 炭 出し どぶ可き
ねこだ なでぎ かねゆりいた みずさが し すみだし どぶがき
可らみ可き 木作 也 可ねとり ゆぬき げし 本゜川者
からみかき きづくりなり かねとり ゆぬき げし ぽ っは
さゞい火と本゛し た可ね 可奈め砕 づち 孫八 竹 水 とゆ ゑぶ
さざいひとぼ し たがね かねめさいずち まごはち たけみずとゆ えぶ
山 づち てぶ ゆ里者゛ち げんのう 升 だ川 木水 とゆ
やまづち てぶ ゆりば ち げんのう ます だつ きみずとゆ
(大意)
略
(補足)
「金山諸道具」、金のくずし字、「人」の下が「弓」にも「己」にもみえます。
「道」のくずし字がたくさんでてきました。これだけ出てくればもう忘れません。
「銅山鍛冶のきたひこしら由る所」、「きたひ」ってなんでしょう。
「さゞい火と本゛し」、形状が栄螺(さざえ)の貝殻のようなのでこの名前なんでしょう。
諸道具が丁寧詳細に描かれていて、このうちのいくつかが前回の絵の中にあります。